TAGUCHI PRODUCTS



STORY

2012年の年末〜2013年の年初にかけ、ポートランド、サンフランシスコ、ロサンゼルスを巡る旅をした。
旅の目的の一つは、「サードウェーブコーヒー」の人気店を巡ること。東京にもサードウェーブコーヒーのうねりが押し寄せ始めていた時期で、雑誌で頻繁に特集が組まれるようになっていた。僕もそんなうねりに飲み込まれた一人だった。東京の人気店巡りではもう満足できなくなっていた。
スタンプタウン、フォーバレル、サイトグラス、ブルーボトル、インテリジェンシア… コーヒーの焙煎機がある倉庫のような店内、髭をはやした店員、ロードバイクやスケートボードに乗って店に立ち寄るヒップなお客、そして酸味のきいたコーヒー。そのすべてに魅了された。
僕は先々でコーヒー豆を購入し、帰国する時にはスーツケースの1/4ほどがコーヒー豆で占領されていた。

さて、持ち帰ったはいいが、困ったのは豆の保存だ。コーヒーは焙煎してから2週間以内に飲まないと美味しくなくなる、と聞いていた。
コーヒー好きの友人達にお裾分けしても、夫婦二人で2週間以内に飲みきるのは困難な量だ。
でも出来るだけ長く良い状態で保存したい…そこで探し始めたのが豆を保存できる缶だった。
キッチンの片隅に置く保存缶。インテリアに馴染み、気の利いたデザインで、使い勝手の良いもの。
たかが缶、されど缶。なかなか見つからなかった。

そんな時に思い浮かんだのが友人でデザイナーの小野だった。グラフィックデザインの評判は高いし、彼の描くイラストも好きだった。
僕の依頼を快く引き受けてくれた彼から提案されたデザインは、僕の想像を超えていた。幼稚な表現だが、胸がときめいた。「プロだ」と思った。
そのデザインを見た時、僕の目的は、「自分のためだけの保存缶が欲しい」、から、「世の人達にこのデザインを知ってもらいたい」、へと変わった。

TAGUCHI PRODUCTSがものづくりの世界に船出をした瞬間であった。

CONCEPT

デザインを楽しめるものであること。日常生活に寄り添うものであること。長く愛されるものであること。TAGUCHI PRODUCTSはそういったものづくりでありたい。
そして、私達の届けるものが、皆さんの生活をちょっとだけ豊かにすることを願っています。


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